いい家ってどんな家? スタッフ さとう

ずっと使いやすい家がいい

先日久しぶりに実家に行きました。
実家は築35年くらいの在来工法の二階建てです。

母一人で住んでいた家に
最近、妹家族が実家に入ってくれたので五人になりました。

わたしが子供の頃も両親と子供三人の五人家族だったのですが
やっぱり、三世代家族となると暮らしかたも荷物の量も
全然違ってしまうので、昔ながらの個室を仕切った家は
なんだか、窮屈で、正直ちょっと住みにくい印象を受けました。

窓も二重サッシではなく、キッチンやお風呂なども
この機会に変えるとのことで秋にリフォームする予定だそうですが

在来工法の質の良い家は、
家自体そんなにくたびれた感じもなく
充分これからも、
古くなる設備だけを交換するだけで
家としてきちんと家族を守ってくれそう

改めて、在来工法の家の凄さを実感して帰ってきました。

そこで思うのは、やっぱり間取りの取り方。

大きい空間をうまく仕切るのも確かに難しい時がありますが
実家の現状はどこも「帯に短し襷に長し」的な
もう少しなんだけどな・・・という収まらない感じ・・・

造り付けの収納は便利だけれど、部屋の真ん中にあるので
そこを潰して部屋のカタチを変えても結局、収納不足になって
本末転倒だし・・・だったり。


 

子供が大きい時は個室を思ってしまうけれど
孫が産まれると目が届かなくなることも出てきたり
自分たちが年をとった時には、フラットで家の隅々に
往き来しやすいようなカタチに変わるといいし。

引き戸や家具で暮らしのカタチに合わせたり
用途が上手くトレードできたり、おおらかな間取りだと
本当にずっとずっと暮らしやすく住み心地の良い
家になると思います。