『「建てたい!と思う家を作ってくれる!お任せ出来る!」と思えたのが決め手』

漆喰の家 (水戸市 H様邸)

漆喰の家:のぼり梁のリビング

 

福田建設に決めた理由は、建築の仕様にこだわりたかったから

 

3月11日東日本大震災で家が壊れてしまい、家を建て替えることに。

「風土にあう昔ながらの家」を希望していました。

 

・昔ながらの蟻継ぎ(アリツギ)を用い

・筋交い(スジカイ)があり

・火打梁(ヒウチバリ)で

・根子土台(ネコドダイ)で

・ピンコロ石に木束(モクヅカ)を用いた

・自然素材の 家

 

建て替えを決めてから、ハウジングギャラリーを見て回り、迷ってしまうほど、色々な建て方がある事が分かりました。

 

迷いが続くなか、たまたま手にした「チルチンびと」に載っていた福田建設。事務所や完成見学会などで、詳しく親方とお話しするうちに、「建てたい!と思う家を作ってくれる!お任せ出来る!」と思えたのが決め手でした。

 

漆喰の家:基礎と土台の間に板をはさむ根子土台(ネコドダイ)=丸印の部分

↑基礎と土台の間に板をはさむ根子土台(ネコドダイ)=丸印の部分

 


 

 

携わってくださった職人の皆様に感謝♪

親方は、技術だけでなく、知識も見る目も確かなので、どの職方さんも頼もしくて技術のある方ばかり!でした。

 

初めに、解体屋さんをお親方にお願いしたところ、地震で壊れた 今まで住んでいた家を、大事に扱いながら、丁寧にキレイに解体してくれました。ありがたいですね。

 

室内の塗り壁は、左官の塙さんと何度も打ち合わせをして、「海藻、スサ、石灰」が原料の「白漆喰」に決まりました。

 

漆喰の塗りは非常に難しい作業ですが、質感のイメージをケーキに例えてお伝えして、希望するイメージの通りに仕上げてくれました。

漆喰の家:漆喰の質感をケーキに例えて説明してくれた

 

畳も手作りの本物!

ワラを作るところから全てご自身でなさっている桑原さんの工場に行って、お話を伺いました。
機械の手前にワラを敷いておき、機械が奥へ動いていくと、畳床(たたみどこ)が出来上がって出てきます。手作りの畳をお願い出来るとは思っていなかったので、スゴイ!!のひと言です。

漆喰の家:ワラから作る本物の畳

 

い草の産地・熊本から取り寄せてくださった畳表のあまりで作ってくださったコースターです♪

漆喰の家:余った畳でい草のコースター

 

親方のお兄さんの建具は繊細でありながら重厚!

工房にお伺いした時、いろいろな素材を見せてくれて、イメージがわくように、その素材を使って、わかりやすく説明してくださいました。

また、新しいことにも挑戦してくださいました。(↓写真)

漆喰の家:高さが天井まである建具

左手は高さが床から天井まである建具!

右手は、裏側が洋室のため、1枚板で作られた建具。

幅が普通の寸法の1.5倍あるため、とても難しい作業だったそうです。

 

大工さんの道具や、木組みを見ていると、とても楽しく、ついつい沢山写真を撮ってしまいました(^^)

漆喰の家:大工の道具

漆喰の家:記念に瓶にいれた木くず達

木くずもいろいろな種類があって、現場で集めたものを、瓶につめました。

これも福田さんならではの記念品です。

 


 

 

設計は鴨志田玲子さん

親方の直感で、最初にお会いした時に決まっていたようです。

何度も何度も打合せをして、沢山、線を引いてもらいました。

 

棟梁は中島さん

棟梁の中島さんは、いろいろ質問すると、丁寧に説明をしてくれて、納得いくまで付き合ってくださいました。

 ご近所の人も、

「ひとりでやってるんだから、サボろうと思えばサボれるのに、朝から晩まで一所懸命やっているね」とおっしゃっていました。

 

漆喰の家:持ちやすさを考慮した手すり

玄関の手すりも中島さんならではの技術。

 

八角形の棒状で、棒の中央が一番太くて、中央から端に向かって、だんだん細くなっています。手作業で削っています!

 

これはとても難しい技術だ、と親方はおっしゃっていました。

 

リビングに作ってもらったオリジナルの神棚も、中島さんならではの技術。

型紙を自分で作って、時間をかけて手作業で仕上げてくれました。

漆喰の家:お手製の神棚

 


 

 

出来上がっての感想は、福田さんに建ててもらって良かった!お願いして良かった!!

このひとことです!!!

 

漆喰の家:大谷石のヒンヤリにひたる愛犬

 

暑い夏、薪ストーブのまわりの大谷石が、ヒンヤリとして気持ちイイ!と気づいた愛犬♪ 満足気にお昼寝中です☆