いい家ってどんな家? スタッフ さとう

何事も準備が肝心。

夏日が続いたなと思っていたら、寒い雨の日となりました。

建築家の中村先生の物件用の材木が山のように事務所に届き、
梅雨に入る前に!と急げ急げで製材作業でてんてこ舞いで
機械の音で電話の音に気づかず、なかなか繋がらなかったここ数日だった親方も
なんとかこの雨にも間に合い、今日は水戸方面で鉄筋の検査に出かけています。

各建築家の先生方も、これから始まる物件の下準備中。

見積書の制作も家を一軒立ててるかのような手間暇で「木拾い」と言って
設計図とにらめっこして個々で何をどれだけ使うか一点一点拾い出します。

ハウスメーカーと違ってパネル式ではありませんし、お客様によって
予算が違えば、使うものも変わってきます。
手間暇を惜しめば、欠陥に繋がりますから、手抜きではない工夫で
品質は良いものを選び出したりと、都度考察しながら出していきます。

各業者さんたちも鶴の一声で一斉に集まって、関係書類を手渡され
説明を聞くと、さっといなくなり、様々な形の窓や壁の面積を銘々洗い出し
後日、見積書を提出してくれます。

その都度?いちいち?と思われるかもしれませんが、この手間を
はぶいたら、一軒一軒違う注文住宅は作り上げていけないのです・・・。

入社して、目の前でそれを見て圧倒され、建てる前から建てている。そんな感じだなと思いました。