いい家ってどんな家? スタッフ さとう

家族にあった動線の家を選ぶ

家を建てる。 家を買う。

本当に人生において大きな迷いを抱える大仕事ですよね・・・。

 


 

先日、友達から家の相談を受けていて、
色々観に行くけれど、イマイチ決めてにかけて
良いかなぁとも思うけど、なんか、決められない。

そう言うので、色々話を聞いていると
核家族のお家を探しているとばかり思ったら
せっかく今より大きい家になるのだから
親御さん(お一人)も、と言うのでびっくり。

「○ちゃん!(◎_◎;)。それ早く言って。って言うか
 今まで見せてもらった物件、全部核家族動線だよ!」

「え?でも、これは今までより大きいし個室人数分あるよ?」

「親御さん、この和室って思ってるってことだよね?」

「うん。」

「では、質問でーす。この隣はリビングだよね?ふすま隔てて。
 夜好きな時間までTV観たり、子供騒いだりするよね?」

「え?ここ、TV置けない?」

「うん、それは大丈夫(汗。夜中のTV、親御さんどう?
 水周りも玄関もリビング通らないと行けないよね。
 ○ちゃんも、親御さんに気を使わない?」

 あとね。この土地の場所、親御さん昼間どう過ごせば良い?
 まだお若いよね。でもこの核家族タイプ新興住宅地だと
 新しい知り合い作るのも、公共施設に行くのもちょっと
 難しいとこじゃない?」

「あ・・・そうか。ほんとだ!ダメじゃん。うん。
 なんか、そう言う風に言ってもらうと、イメージ湧くね。
 そうか、言われればそうだって簡単だけど、
 そう言うの考えたことなかった。

 庭も無い小さい土地だし、畑とかやるとかもないし
 お互いずっと気を使ってるの楽しくないもんね。
 あー、それ、すごく大事。」

「以外に普段の普通な感じのイメージって
 当たり前すぎて、見落としがちだから。」

「うん。そういえばこの間の土地は車3台置けそうって
 思ったのに、実は方向転換できなくていつもバックで
 大通りに・・・大変になっちゃうとこだったもんね(汗。」

「うん。あそこは駅近でめっちゃ良かったから、
 通学も通勤も電車ってお家には最高だったんだけどねー。」

 


その後、○ちゃんはリビングと和室が玄関と廊下を挟んで
配置されてて、程よく地元感のある自治区のところで
探しているようです。


 

いやぁ、それ見落とさないでしょ?と思われたかもしれませんが
実は、これは余所のお家の話なので、客観視できてるので
そう思うだけだったりすることが誰にでもあります。

例えば、全くおんなじ家族構成(年齢も)でも
お勤め先や、趣味、習慣などで「生活動線」は変わってきます。

自分のお家のことは「自分たちにとって当たり前」のことなのですが
それは特別なことだったりするんですね。

今までアパートだったから、などで、気にならなかったことや

例えば、靴や食材の収納が今までの倍くらいあるから十分と
お考えに習えっる方が多いのですが、実際アパートの時は
その小ささに我慢していただけで、「倍になったくらいが通常」で
理想はもう少しあったほうがいい場合が多く、

そうでなくてもお子さんが小さい場合、数を増やさなくても
靴のサイズは大きくなりますし
食事の量が増えるのでその分「かさ」は増えていきます。

せっかく広くなったのに広くなった分散らかる・・・なんて話も
よく耳にする
住宅あるある。かもしれません・・・。